自分に何があったのかなんて、すぐに忘れてしまうタイプなので、なるべく日記でも書きたいのだけど、やはり日々の中忙殺されてしまいます。
そして自分に何があったかを忘れていく。もっと記憶に止めた方が、その分人生も豊かだろうに。
なんか予定盛りだくさんの週末でした。
■朗読やったよ@焼酎亭
まず土曜日は最近頻繁にお邪魔している「焼酎亭」さんの老人ホーム寄席。
焼酎亭さんってのは役者による落語の一門なんですが、その焼酎亭をやられている方と、Covent Garden Clubでの共演をきっかけに、寄席の方にお邪魔させてもらってます。
一応、自分も門下の人間として名前があって「焼酎亭 エチル」です。基本、名前は酒の名前、もしくは酒に関わる名前という事なんですが、「いつまであっても半人前」という自戒をこめてエチルにしました。いつまでたっても飲み物じゃありませんw
んで、その寄席で、自分は落語がまだできないので、とりあえず朗読をしています。
ただ朗読するのも芸がないので、童話や名作等を自分で「絵本」にして、それで朗読をしています。
今のところネタとして描いたのが宮沢賢治の「よだかの星」と浜田廣介の「泣いた赤鬼」です。それぞれ一回ずつ、老人ホーム*1寄席で朗読させてもらってんですが、この日は「よだかの星」を二回目ですがやらせてもらいました。
「君もそろそろ落語やろうね〜」といわれているんですが、なかなか踏み出せずいて、その絵本を描いてるわけだけど、この日の寄席でなんと老人ホーム*1の方に着物をいただいたしまいした。着物もらっちゃったらそろそろ踏ん切りつけねばって事で、次回は落語に挑戦してみたいのだけど、絵を描くって作業が楽しいので、絵本朗読のための作業がなくなるのはちょっと残念。ま、交互に絵本、落語、絵本、落語、でもいいのかもね。
その寄席の帰り、同じ焼酎亭一門の焼酎亭手毬ちゃんをおんぶしました。小さい女の子おんぶすんの初めての体験だったので、ちょっと大人の階段を上ったきになった40歳おっさんでした。
■新ユニット立ち上げ?by ユニット三方礼
今年の頭、ベネフィックさんという吹奏楽団の定期公演で、演奏中の合間に差し挟む芝居で共演した方達と、「馴染みの店が食べログで上位に入ってしまい、予約をとりにくい店なったので、せっかくだから行って見よう」という話で、我が家の近くにある「焼き鳥屋興」にいってきました。五人で飲んでたんだけど、このうち二人が実は最近誕生日だったので、こっそりケーキを準備してお祝い。
この五人で、ベネフィックの公演以降ちょこちょこ会って、新ユニット立ち上げを画策してるんですが、10月か12月くらいに公演しようかって話にまでなってきました。
当面本番の予定が無かったので実現するといいな〜と思ってます。
ちなみに、この日皆で合流したのはもう一つ理由があり、そのベネフィックさんの公演の時のDVDが出来たという事だったので、それの鑑賞会。
自分の芝居を映像で見るというのはあれですね。色んな意味でガッカリします。
いつかガッカリしない演技ができるようになりたいです。
ちなみに、この日の議題で「ユニット名をきめたいね」というのがあったのですが、結局決まらず。
とりあえず「三方例(仮)」で良いのじゃないのかって話に。(仮)でも三方礼ってちょっとどうなのよって感じですw
この調子じゃギリギリまできまらないか三方礼になりそうだなと感じた夜でしたw
これで土曜日が終わり。
■芝居観劇
そして翌日は知人で役者の先輩の方が立ち上げたユニットの芝居を見に新宿へ。
三人ユニットなのだけど、役者の先輩以外は初めて芝居をする人達。思えば数年前の自分です。
公演した箱は自分が二回目の芝居をした場所。
なんか色々感慨ぶかかったです。
初心を忘れることなく芝居を続けたいと思いました。
■そしてコンサート
んで、その芝居をみたあとはコンサートに。以前フライヤーを作成した楽団の本番です。
バルトークという人の音楽を演奏されたんですが、前から小耳に挟んではいたけど、なかなかキチガイじみた曲でした。
このフライヤーの作成依頼の時も「アバンギャルドなスラブ人」をテーマにしてください。と、言われたのだけど、なんか納得の楽曲でした。
自分の大好きな作家さんで「ヤン=シュヴァイク=マイエル」ってチェコの作家さんがいて、その方はそらもうキチガイじみたアート活動をされているんだけど、そんなヤン=シュヴァイク=マイエルの映像作品のBGMにでもなってそうな世界観でした。
フライヤーのグラフィックなんだけど、この音楽性ならもっとヤン=シュヴァイク=マイエル感を出しても良かったのかもしれないけど、ま、一般的な方にむけたフライヤーとしての成立を考えると、そこまでグロテスクにもってくわけにもいかないので、着地点として良いとこつけたような気がしました。
そんなこんなで疲れるけど、色々活動のあった週末だったなあと。
おつきあいいただいた方々、ありがとうございました。
Follow me on Social Media