8月 8, 2013

デザインするという事

知人のイベントのフライヤーをデザインするようになって、もう随分の月日がたったかも。
最初は当時つきあっていた相手のイベントでデザインをしていたのだけど、随分と腕があがり、今ではわりと方々からオファーもらってます。と、いってもどれも個人ベースの依頼なので、値段はまあそれなりの個人価格ではあるけど。

最近、特にコンサート系のチラシをつくらせてもらってるのだけど、それをつくってる内になんとなく思った事があって、「ああ、デザインする作業ってものすごく良い事なんだな〜」と思うようになりました。
なんていうのか、何かイベント事があったり、企画事があったりすると、まず一番最初にその企画の中で成果物としてしあがるのがデザインものな事がおおいのね。まあそれは個人ベースの依頼だからって事もあるのだろうけど。すると、発注者がそのフライヤーのデザインを見ることでさらに発想が広がったりする事もあれば、デザインを見て参加者のモチベーションがあがったりしてくれるみたいで。

デザインって、皆に先駆けて、彼らの旗印をつくるって作業なのかも。
と思うようになりました。そう思うと、結構素敵な仕事だなあと思ったり、思わなかったり。

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8月 5, 2013

とあるコンサートのイラスト

ladyかいやま由起さんというシャンソン歌手の方のコンサートのチラシのデザインをさせていただいています。と、いっても本人とは面識ございませんが。

かいやまさんのコンサートをプロデュースされている和田さんというピアニストの方よりお仕事いただき、デザインをさせていただきました。今年の春に行われたコンサートは、お互いどういう方向にしていいのか分からなかったので、かいやまさんの写真をもとにデザインをおこしたのだけど、image-mini今年は、もうちょっと違う方向性でという話になりました。

んで、もともとこの和田さんという方がフランス万歳(ビブ・ラ・フランス)な方というか、もっと厳密に言えばパリ大好きな人なので、パリっぽい感じにしようという事になりました。さすがシャンソン界の重鎮です。で、色々と和田さんの好みをききつつ、最終的にフランスのPOPなファッションイラストっぽい感じにしようという事になりました。

わりとこのテーマ、得意というわけではないけど、「描きたいテーマ」だったので、けっこう本腰いれました。
色々と習作というか、そういうテーマをもとに落書きをかさね、筆をならしていく作業を重ねる事まで。そんな中、実際にかいてみたのは没をくらうなんて事も。

没くらったところで、そもそもその没イラストも本来のテーマとちょっとズレた感じがあったので、初心に立ち返り、なんとなく線の間隔もソレっぽいのに慣れてきたところで、肩の力をぬいて楽にかいてみたのが、一枚目のイラストです。
下絵は簡単にかいたんだけど、多分、これを描くまでに習作を重ねたので、肩の力もぬけて良い感じにかけたんのかと。

肩の力をぬいてイラストを描くというのも、その方向性においては大事だな〜とちょっと感じました。

ちなみに、今回のイラストを使ったフライヤーのデザインはまた今度改めて。

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