昔読んだ、攻殻機動隊でおなじみの士郎正宗さんによる「アップルシード」というコミックの感覚に近かったです。
物語の背景には、多くの政治的背景が存在し、その中で登場人物達はは無説明に自分たちの役割を果たしていきます。その展開は非常に早く、内容を理解するのに精一杯でした。基本的な政治情勢に詳しい人ならもう少し楽にみれたかもしれませんね。僕は難しかったですが。
核となる二人の主人公も特に彼らについての説明もなく、いきなり物語が進行してしまいます。だから、みる場合はある程度予備知識が必要な作品である事は間違いないでしょう。予備知識がないとおいてきぼりを食らいます。
この事から考えると、映画としての構成はあまり良くなかったと思います。
また、「嘘」がテーマとなっているわりには、あまり脚本に巧みさを感じませんでした。タイトル負けしていたように思われます。
役者は良い仕事していました。
リドリー・スコットもやっぱりリドリー・スコットはさすがだなって思える箇所は沢山ありました。
ただ、結果的には職人映画になっていただけな気がしました。
評価:★★★☆☆
上映中の映画館 >>> http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tyst/id331775/
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