6月 30, 2015

スカンポサクオカンデ

IMG_2255
先日、CoventGardenCLUBという自分が所属?するユニットで「すかんぽの咲く丘で」という芝居があり、それに出演してました。今回は古民家を舞台とし、危篤のじいちゃんの家にあつまったいとこ達の人間関係と、そのいとこたちを通じて、そのじいちゃんの家族を描くというお話で、これは作家の北村氏の家のお話だったりもします。

自分は勝也といういとこ組の長男的存在をさせていただいたんですが、最後は危篤となっているじいちゃんの戦時中の頃の姿を演じさせてもらい、芝居の上で初めて家族、子供をもつ体験をしました。

北村氏の作品はけっこう出ているのだけど、疑似家族はあっても、実際の家族が描かれる事って滅多になく、自分が父親役を演じる事なんてなかったんだけど、今回縁があり、たくさんの家族に囲まれる体験ができました。

家族仲が悪かったり、いろんな事があって家族を演じる事に当初は違和感というか戸惑い感じていたのだけど、座組の人たちは自分がファンの立場でみていた人たちで、そんな人たちと時間を共有していくなかで、少しずつ家族とか親戚関係をつくっていく感覚がとても心地良かったりもしました。そのおかげか、良い親戚関係ができたんじゃないかな〜なんてぼんやり思っていますが、そこは見た人の判断におまかせします。

いつか自分も、縁をきっている家族達と向き合う日がくるのかな、なんて、梅雨のさなかの蒸し暑い日に感じました。

皆さん、ありがとうございました。

5月 28, 2015

サックスのイラスト

IMG_2136-0.JPGとあるサックス奏者に依頼され、サックスを吹いているイラストを描きました。
といっても、別にサックス吹いているとこイラスト描いてなんて頼まれたわけでなく、その方のライブのチラシを依頼されただけなんですが。その方が自分のイラストを気に入ってくれたみたいで、それだったらせっかくならイラスト起こそうかと。
前から時々自分のイラストで描いている頭がスピーカーでヘッドフォンしたキャラクターがいるのですが、その子にサックス吹いてもらいました。

にしても楽器演奏のイラストって難しいです。楽器自体が難しいってのもあるんだけど、サイズ感とかもそうだし、演奏している時の姿勢とか、手の表情とかよく分からないし。なんとなくこんな感じにしようかな〜ってイメージしても、「演奏の姿勢として正解か?」がよく分からないので、その辺をすりあわせる作業があったり。
また特に手のあたりがね。ほんと難しいです。しっかりデッサンの勉強してきた人ならまだいいんだろうけど、そうでない自分には想像だけで描くには結構ハードル高いです。
楽器の造形も複雑だし。ってまあ今回その変は随分ごまかしましたが。

って事で苦労してかきました。苦労といっても時間がないので、そんなに時間掛けず、清書も無しです。

最終的にこんなチラシになりました。
saxlive1-01.jpg
ラフつくって送ってもいないので、ここまで作って没ったらどうしようと、冷や冷やしましたが、採用いただきホッと胸をなで下ろしました。

5月 13, 2015

「すかんぽの咲く丘で」

6月の終わりに芝居に出ます。
そのフライヤーをようやくdesignしました。なんか今回designが難産で、「画が描けない!」って真剣に悩んでしまいまいた。

長崎の一本足の鳥居と大きな楠。背後に広がる青々とした空というのが演出からのオーダーだったのだけど、なにをどう描いても、本人の技量が無いことが最大の原因なんだけど、稚拙つまらない画にしかならず、ほんと駄目だなあと模索しながらなんとか形にしました。ほんと、ちゃんと画の基本を学んでこなかったツケがきた感じです。

あわせてwebも更新しています。
今回、webの作品詳細ページからチケット申し込みをできるようにしてみました。
良かったらぜひ〜。

http://coventgardenclub.jp/sukanpo.html

fly-01fly-02

5月 7, 2015

IMG_1650もともとがっつり仕事するつもりで予定をあけていたGWでしたが、これといった作業が発生せず、何もしない日々でした。一日だけ、次の芝居のチラシをつくっていただのだけど、気に入らなくて没にし、結果何も産まないという。

そんななか、珍しく前もって予約した公園のBBQ広場にGW最終日にPさんチーズさんをつれていきました。
普通は週末晴れそうな日にあわせて、適当に渓谷にいってBBQするので、こうやって前もって予定たてて、皆を誘って行動するってのは、下手したら初めてってくらい。「晴れたらいいな〜」なんて考えるのはもう何年ぶりかの出来事でした。

上手いこと晴れ、そしてピーチーさんに優しい天候で、天候的には恵まれました。

IMG_1605今回お声がけしたのは芝居の役者仲間の方々が中心。しかも基本ファミリー層の方々。
そもそもの経緯は、いつも共演させていただいている年清さんという方の娘さんが犬が好きという事で、うちの子達といつか公園で遊ばせたいねって話しが事の発端だったりします。ならせっかくなら、BBQなんて子供連れで遊べる良い機会だからって事で、役者仲間のうち子連れの方々とその公園に近くに住んでる日頃お世話になってるアーティストの市川ミコルさんと大体いつも声をかえる尾前君を呼んでBBQとなりました。

いった場所は小金井公園で、かなり子供向けの遊具が充実してて、広くて、家族で楽しむには良い公園でしたよ。ここお勧めです。

にしても、16人なんて人数でBBQしたの初めてで、ご飯の量とか、段取りとか、いまいち要領を得ず、ひたすら準備と肉焼いたりに追われ、かえって参加者に気を遣わせてしまったんでは?ってくらいの働きっぷりでした。まあ僕は自分のキャンプ道具使えて、やんわりそれを自慢して、犬遊ばせられれば満足なので、皆さんお気遣いなく。

IMG_1534っていうか子供と犬を連れて行ってBBQをするのって、大人たちにとって神経とがらせなくてはいけない項目が多くて、なかなか大変だなあと実感しました。Pさんが子供噛んだらどうしよう?とか、チーズさんが限界以上に遊ばれてしまったらどうしよう?なんて心配してましたが、他のお父さんお母さんの協力の甲斐あり、無事一日が終了。
いやあ、世の中のお父さんお母さんはホント大変なのね。そんな中家族で楽しんでる姿は尊敬ものでした。

そんなこんなで何もないGWだけど、締めくくりは良い一日でした。
IMG_1655

3月 20, 2015

test

ホゲホゲ

2月 27, 2015

少年法

珍しく、ちょっと考えた事をかきます。

川崎の少年の事件について、犯人の画像がネットで回ってるようです。その中には、おもしろ半分で拡散する子供だけではなく、少年法にたいする怒りから、”正義”感から拡散する方もいるようです。ものすごく気持ちはわかります。正直自分も犯人たちは許せないです。

ただ、ちょっとここで冷静になって欲しいな〜なんて思います。
そもそもその拡散されている「犯人像」がほんとうに犯人かどうなのかまだ定かではないと思うんです。最初の拡散した人間が間違えた人間を拡散したかもという理由もあれば、そもそもまだ裁判にまで至ってないからという理由もあります。だからむやみに拡散してはいけないと思うんですよ。

そしてなによりも冷静になって考えて欲しいのは、少年法が間違っているなら、法を犯した少年をネットを使ってリンチする事じゃ無く、法改正を働きかける事だと思うんです。
そのために大事な事は、政治家への働きかけや、そういう考え持った人たちによる投票率増進だと思うんです。

一人一人主観も価値観も違う人たちがそれぞれの正義感で人を裁くというのはどうしたって偏りがでるし、それでは正しく公平に裁けないから法が必要なんです。だから法が生まれたんです。だから近代国家は法治国家である必要があるんです。いまそれが法であるなら、自分たちはそれに従う事が唯一の正義だと思うんですよね。

正直、現行の少年法は無理があると思うんですよ。自分は専門家じゃないから詳しくはないですが。
ただ、法を変えていく権利を選挙制度によって与えられてるわけじゃないのかな。と思うんです。

現行メディアは残念ながら、それを正しく導けるほどの情報をあたえてくれません。一部のメディアは資本主義の原則に従った上での事なので致し方ないのかもしれないです。
だからネットが注目されているのに、ここでネットを正しくつかわないで、こういう事に行使したら、もう何も正しいものなんてなくなりますよ。それは北斗の拳の世界です。ケンシロウの手の届く範囲の人間しか救われませんよ。それじゃあ。
ネットでさらして少年法を形骸化する事を目的とする人もいるかもですが、それしたらあいつら少年法を利用してある意味形骸化した犯人と同じです。目には目をってハムラビ法典はもうとっくの昔に捨てた知恵です。

ほんと、少年法は理不尽だと思うし、この犯人には本当に腹が立つし、個人的には死刑になって欲しいとすら思います。
理不尽と思うからそれを破るのでは無く、正しい手順でそれを変更できるようにしないと、これからの世代に顔向けできないし、それこそ川崎の少年は報われませんよ。

だから、あまり感情に走った行動はやめましょうね。
だから、皆で政治に関心もって投票いきましょうね。
それは義務じゃなくて権利なんだから。

2月 3, 2015

支えてくれたもの

IMG_1573先日、靴が壊れました。
ずっと20年近くつかっていたライケルの軽登山靴です。
軽登山靴といっても5万くらいはした代物です。
高校から登山を始めて、いろんな登山靴をはいたけど、この靴を一念発起してかってはいた時はそれもう衝撃でした。履きやすく、快適で、軽く、歩きやすい。値段はかざりでもなんでもなく実力だって思い知りました。
あまりにもその衝撃が忘れられず、ソールが一度だめになった事もあったんですが、張り替えてつかっていました。

そんな登山靴が、またまたソールがはがれてしまいました。
さすがにそろそろ限界のようです。修理したのもそんなに昔じゃないし。
思えば、20年もつかっているものなんで、身の回りには一つもありません。多分これだけです。

壊れた時に靴を買い換えるかと思い某ABC●ートにいって店員に見せたら、店員もそんな背景知るよしもないから、「もう捨てた方がいいっすね〜」なんて軽く言われちゃいました。もう二度とあの店では買い物しない!なんて思っちゃうほどです。まあ向こうからしたら知ったこっちゃないから当然なんですが。
でもね、今でこそ山には登ってないけど、山屋(登山家のスラング)にとって靴は命なんですよ。まじで。ギタリストにとってのギター、叶美香さんにとっての恭子さんなわけですよ。それをそんな言い方されるとねえ。

にしても急にきたな〜。

閑話休題—

こちらの日記には全然告知も更新もしていなかったんですが、先日CoventGardenCLUBという演劇ユニットで鴻上尚史さんの脚本「トランス」を公演しました。

トランスというのは三人芝居で、演者が三人しかいない分、それはもう濃厚な芝居を繰り広げるわけです。結構いろんな役者さんが一度は通る道的な脚本でもあり、人に話すと「あ、俺もやったよ〜」なんて言葉をよく聞きました。自分はオカマの参三を演じたのですが、三人の濃度がとても均一で、誰が楽とか、誰が大変なんて事はなく、一人余すところなく大変な目にあう脚本だったりもします。参三もとても大変でした。

演出の要望で、
「あまりステレオタイプなオカマにならないで、一人の人間としての参三を描く」とか、
「パっと見はちょっとキモいけど、見ているうちに可愛いと思える人物」とか、
「複雑な過去をもった人間性」とか、
ただでさえ台詞量も多く大変な役に+して色々ハードルあげられ、そりゃもう大変で、仕上がったのも本番前日くらいです。それでも色々セリフミスをしちゃう感じで(汗

いろんな困難と、いろんな緊張感をもって臨んだ本番でした。

そんな本番が終わりました。

——–

そういえば登山靴なんですが、本番がおわって急に壊れたけど、実は本番中の衣装につかっていました。
それなりに激しい本番だし、稽古の時も何度かつかっていたのに、ひょっとして本番で無理させたのかな〜、よく稽古中や本番中に壊れなかったな〜、って感心しました。

ひょっとして、本番おわるまで耐えてくれたのかも。。。

なんて、らしくもない事を考えてしまいました。

普通に捨てるなんてできないほど大事な靴だから、靴供養に出してあげたいと思います。
山を下りてまで自分をささえてくれたこの靴を、20年分の感謝をこめて。

1月 20, 2015

ちょいとテスト

テストなんです。

http://hakuai.kogado.com/cp-cv/

6月 5, 2014

とあるチラシの素材

Printとある劇団の芝居用の広告イメージというか、チラシのグラフィックを作成しました。その団体は今まで自分がデザインを請け負っていたのだけど、そこの劇団員で最近独立してデザイナーになった奴がいるので、今回よりデザイナーの座を彼に譲り(?)、今回はキーイメージというかタイトルログだけです。

こんな感じにデザインしました。

虹色というコンセプトは演出の方に言われて、あとは自由にしていいというのがオーダーで、こういうオーダーって意外と一番大変なんですが、まあ色々考えて粘土細工にしようと思いました。
初めての試みだったけど、まあそれに良い感じの物ができました。

5月 19, 2014

シカゴ大公令嬢というオペレッタに客演いたします。

6/1 オペレッタの歌劇団ガレリア座さんで客演します。
「シカゴ大公令嬢」という日本に入ってきていない演目です。

オペレッタ自体あまり耳馴染みがないかと思いますが、悲劇のオペラに対して喜劇のオペレッタです。
っていうかオペラそのものに馴染みがないかと思いますが、要はオーケストラの演奏と人の歌と合唱を楽しむものです。音的に派手で重厚なミュージカルみたいなもんです。どちらかといえば音楽がメインで芝居はオマケって感じでしょうか。

アマチュア歌劇団なので、とてもお値打ちに楽しめます。
アマチュア歌劇団とは思えないくらいしっかりしてます。
ほんとすごいです。参加者の皆さんの頑張りが。
たった一回の本番のためにものすごい長い期間かけて稽古してるんですよね。

あまりオペレッタって触れる機会ないと思うし、オペラと違って気軽だと思うし、しかもちゃんと日本語に訳されていますんで、この機会に是非。

内容はEUのクラシック文化とUSのジャズ文化の反りが合わなかったかった時代のブダペストでのお話です。
そんな背景なので、そういう音楽的側面が楽しい演目なのではないかと思います。

S席:3000円
A席:2500円
B席:2000円
場所:ルネこだいら 大ホール
6/1:14:00開演

http://chicago-galleria-za.info

ぜひぜひ