3月 6, 2015

「ウィカ」を買った

最近ようやっと仕事もまわりだし、以前のようにアメコミやバンド・デシネを買えるようになってきました。
っていうか高いんですよ。アメコミとかバンド・デシネって。その上本屋でみると丁寧に密封されててアートワークが確認しずらく、バンドデシネは問題ないけど、アメコミとかは結構冒険だったりします。X-menとか表紙と全然アートワーク違う事なんてしょっちゅうだったし、一冊の中でアートワークが変わる事もあったので。最近はあまりなさそうですが。
その点、バンドデシネはわりとライターよりアーティストの方がメインにくる(と思う)ので、アートワークに関しては安心して買えます。

そんななか、ヘルボーイを描かれているマイク・ミニョーラさんは自身が原作を行い、確か著作権も自身が確保されていたんだっけかな?<何かとあやふや(汗
なのでこれもまあ安心して買える人だったりします。

そんなマイク・ミニョーラが久々に新作だしたので、飛びつきましたよ。そりゃあ。
「驚異の螺子頭と興味深き物事の数々」


なんていうのかタイトルがアメコミじゃないですよね。どこの村上春樹だって感じです。
買ったのは結構前なんですが、実はまだ読んでないので感想は後日。

今回の本題はこちら。「ウィカ」です。
いわゆるフランスコミック。バンド・デシネって奴です。
ファンタジーで妖精たちが主人公ですがおもいっきりスチームパンクです。
ベルセルクのうらけんさんが絶賛されていますが、ホント見応えありました。
三部作か何かになるようで本作は一作目でまだ続きます。バンド・デシネにしてはお求めやすい金額なので、興味ある人は是非。



3月 8, 2013

花もて語れ

ref=nosim今、「花もて語れ」という漫画にハマっています。どれくらいハマっているかというと、とにかく多くの人に読んで欲しいと思うほどです。もともと月刊スピリッツに連載していた作品が、数ヶ月前に週刊スピリッツに変え連載をしています。

どんな漫画かというと前代未聞の「朗読漫画」です。漫画の中で「朗読」を表現するという面白さもあるのだけど、誰でも知っている小説を「朗読」という表現を使う事で、まったく気づかなかったその小説の世界を教えてくれ、本当の意味で小説の持つ「行間」を教えてくれます。なるほど、そう読むのか。と解釈の面白さもさる事ながら、なにより「読み方」を教えてくれる事が大事なんだと思います。この漫画で初めて「小説の読み方」を教えてもらった気がしました。

主人公は何をやっても駄目で、引っ込み思案で内気なハナ。彼女の「朗読」が与える周囲への影響はそのまま我々読者に対しても影響を与えてくれ、とても勇気を与えてくれます。ちょっと落ち込んだ時に読む事をお勧めします。
「朗読が周囲に影響を与える」ってそれだけかくと、料理で全てを解決する美味しんぼのようですが、全然違います。物語の構成に都合の良い偶然ではあるのだけど、実にマッチした詩や小説を朗読
し、朗読された物語の世界が、各登場人物達に影響をあたえていくのです。小説にはこれほどまでに物語の世界があるのだ。字面だけではない情報がこれほどまでにあるのだと、感じられます。

主人公は何をやっても駄目だけど、たぐいまれなる感性で物語の世界を伝えるハナ。そしてその親友となりライバルとなる真理子。この構図は完全にマヤと亜弓さんなんだけど、主人公のハナはマヤよりも人間味があっていいです。白目もむきません。

面白い漫画って、ヘヴィだったり、気分によっては読みづらかったり、単に趣味性が高かったりするのだけど、これは本当に誰にでもおすすめしたい漫画ですので、是非!

1月 9, 2013

イスを買った

去年引っ越しをしてからちょこちょこ家具をかっています。

どうせなら、いままで買ったものもここで載せちゃえばよかったと今さながら後悔。
また明日にでも過去に買ったものを載せようかと思います。

とりあえず本日買ったのはこれ。

モダンデコってお店のイームズチェアのリメイク物
http://item.rakuten.co.jp/dondon/k-016-multi/

普通のイームズジェネリック品と違ってちょっと個性的で良いなと思い買ってしまいました。

到着はまだまだ先のようだけど、楽しみです。

9月 11, 2012

まさかの風神雷神のリボルテックフィギュア

海洋堂さんったら、まさかここに手をつけるとは思わなかった。
まさかの風神雷神のフィギュアです。
仏像と違い、俵屋宗達の風神雷神をもとにしているだろうから、細かい意匠はその造形師による解釈って事になるのでしょうが、よくできてます。

そんな自分も風神雷神は好きで自分の解釈も踏まえイラストに起こしています。
実際自分の解釈とこの造形の解釈とは違っていますが、自分的にはあたりまえなのですが自分の解釈の画の方が好きです(笑

でもこのフィギュアほしくてちょっと悔しい。
うーむ。

5月 18, 2012

Microsoft BizSparkに登録してみた

「Microsoft BizSpark は、設立 3 年未満の会社、法人化を目指す個人事業主や起業家の皆様に、マイクロソフトの統合開発環境、クラウド環境、技術サポートの各特典を 3 年間無償にてご提供いたします。」
って事で、BizSparkに去年立ち上げた会社ゼログラムを登録してみました。
うちのエンジニアの奨めもあり、ちょうど条件も合うしね。
プロデューサーのキタムー氏もWindows 8のメトロUIアプリの仕事も積極的にやってきたいみたいだし、今のうちメトロのアプリを自社開発して早めにリリースできれば、ユーザーのシェアもちょっとは獲得できるかも。なんて夢も膨らんでいたり。
いつも出遅れがちですからねw
でも、このプログラムで一番最初にやる事が、Windows上で弥生会計走らせて、初めて迎える決算に向けて会計をするという結果になりそうな気もしていますが(汗
もし、会社立ち上げたばかりのデベロッパで、マイクロソフトの開発環境が必要な人がいたら是非おためしを。
Microsoft BizSpark
http://www.microsoft.com/ja-jp/mic/bizspark/default.aspx

10月 5, 2010

mixiのコミュニティできました

まあ何て言うんでしょうね。個展をするわけですよ。とうとうそれも二週間切っちゃってさ。するとね、もう宣伝周りとか四の五の言ってられません。
はるか昔、それこそmixiが立ち上がったばかりで、キャズムを超える全然前の時に職場の同僚に勧められたmixiですが、すぐその場での活動をやめてしまっていたのですが、宣伝のためまた始める事にしました。
しかも今回はコミュまでつくって。
つくってと言っても、友人に作ってもらったんですけどね。コミュ。
これまでね、夢だったんです。いつか有名になって知らない人が僕のコミュを立ち上げてくれるの。
でもね、もう個展も間もないとなるとそんな事言ってられません。友達に立ち上げをお願いし、しかも今やiPhoneでも登録可能になったみたいなので、mixiにも登録を。
結局知らない誰か、ではなく知っている支援者にはなったものの、とうとう僕のコミュニティを作っていただきました。
もし、このブログを読んでいる奇特な人で、mixiに入っていて、ちょっと興味ある人は是非参加してください。
コミュ、二つあります。
■零式Graphics
http://mixi.jp/view_community.pl?id=5277120
■東京六式
http://mixi.jp/view_community.pl?id=5277272
ありや?
東京六式の説明分古いバージョンだ。汗。
どこにその情報残っていたんだろう。直してもらわなきゃ、だけど。もう遅いから明日にしよう。

8月 27, 2010

ヤン・シュヴァンクマイエル入門展

alice.jpg今度僕が個展をする下北沢の会場で僕の敬愛するヤン・シュヴァンクマイエルさんを紹介する展覧会をするみたいです。
ヤン・シュヴァンクマイエルという人はチェコのアーティストで、コラージュをメインとして作品作りを行ったり、悪夢のような映像作品を送り出したりと「この人頭大丈夫かな?」と心配になるようなものを次々と出してくれる人だったりします。
昔、薬物中毒で幻覚症状に見舞われた人が描いたスケッチによくにたイラストをこの人の作品に見て、ほんとうに心配してしまいましたw
心配というか、その絶大なイメージの才能に敬服をするわけなんですが。
にしてもたまたまとは言え、自分が個展の会場に選んだ場所がそんな事をされてしまうと、会場に愛着が湧きそうですw
何はともあれヤン・シュヴァンクマイエル好きな人は是非。
http://gaoh.jp/gallery4.html?p=svankmajer

8月 21, 2010

悪の教典を読んだ

51G3CO7NKWL._SS500_.jpg貴志 祐介さんの「悪の教典」(上・下)を読みました。
すごい面白い小説でした。
ジャンルはサイコ・ミステリーとでも言うんでしょうか?
学校に潜む人の姿をした化物がおりなす事件を描く物語ですが、その化け物の表現は実に巧み。なにがどう巧みかをここで言いたいんだけど、言うと微妙にネタバレしてその「巧みさ」が半減してしまうと思うので言いません。
ただ、とても身近な所にサイコパス(精神病質者:共感する心に乏しい人間)は当たり前にいて、その恐ろしさをここまで見事に描いた事ものはあまりみた事がありませんでした。
いままで、サイコパスが登場した物語というのは、それを自分たちとは住む世界の違う化け物的な描き方ばかりなのですが、これは全く違いました。
ずっと以前。
「羊たちの沈黙」がブームとなり、プロファイリングと言った言葉が席巻した時。「FBI心理分析官」という書籍がブームになったその時代。「FBI心理分析官」の著者ロバート・レスラーさん推薦という帯をひっさげて刊行された「診断名サイコパス-身近にひそむ異常人格者達-」という本がありました。
その本では、サイコパスと診断される「他者と共感する能力に著しく乏しい」人たちが取り合えげられていて、彼は別段殺人鬼とかいうわけではなく、単純に「他者と共感する能力に著しく乏しい」普通の人でしかなく、当たり前にその辺りにいる。そして彼らは概ね高い知能を有し、普通の人の倫理構造が違う事も合いまり犯罪に手に染めた場合手が着けられなくなる。という事が延々と語られていました。
その本で描き示されていたいわゆる「サイコパス」をここまで見事に描いた小説も中々みない気がします。
色んな常識を覆す素晴らしい小説でした。
ぜひ!
悪の教典 上
悪の教典 下
他にもこんな本もお薦め

5月 26, 2010

羣青

img0688.gif羣青-Gunjo-というタイトルの漫画を読みました。
何かと面白い漫画を掲載するコミック IKKIの漫画。と、行ってもIKKI自体は読んだ事ないですが。
なんかちょっとしたボタンの掛け違いがここまで人をどんぞこに追い詰め不幸にするのかって感じの内容で、二人の女性とそしてその周囲で起きる事、それらが濃密な悲しさを物語っていました。
一人は殴られ虐げられつづけた不幸な女。
もう一人はそれを愛し続けたレズビアンの女。
虐げられた女はレズビアンの女に一晩の体を渡し、その際「愛しているから、旦那を殺して」と頼む。そしてレズビアンの女は旦那を殺す。
そこから語られる二人の物語は小説のように濃密で、誰かが映画化なりなんなりしないのなら僕がしたいくらいです。
最近、これと言って漫画を読んでいないので比較対象がないのだけど、これほど現実味をおびた悲しみの質量を相当数もった漫画なんてそうそうないと思います。
みなさんも是非。
今ならAmazonで送料無料のようです。僕もこれで買いました。
羣青 上 (IKKI COMIX)

5月 18, 2010

灯のwebサイトゥを作成しました

top2.jpgシンガーソングライター「灯」のwebサイトを作成しました。
灯さん、僕の友人でわりと若手のシンガーソングライターなのですが、なかなか良い曲をかき、そして何ともいえない歌声で歌うんですよ。はやく手の届かない存在になってほしいのですが、とりあえず手の届くうちはwebサイトを作ってあげようと思うって事で作成しました。
「なんか、可愛い感じで」とか「キャラクターが欲しい」とか、わりとばっくりと言われたんですが、まあ、もともと本人の趣味とか自身のキャラクターとか、歌の雰囲気とか、そういったものはある程度分かっていたので、なんとなく、そういった所からイメージをふくらませて作成しました。
わりと本人にも気にいってもらってるみたいです。
まだまだコンテンツが少ないのでアーティストのページとしては物足らない感じですが、この先ちょっとずつ増やして行こうかと思ってます。
ちなみに、キャラクターは「Ku(クー)」と「Niku(ニク)」の二匹。
熊のかぶり物しているのが「Ku(喰)」で、兎のかぶり物しているのが「Niku(肉)」です。
うーん、弱肉強食って奴です。
いずれそのキャラクターイラストもここであらためてご紹介しますが、今日はとりいそぎサイトの告知だけ。
灯のwebサイトゥ
http://tomoshi.type-0.jp/