そろそろ、デザインフェスタの準備を始めないといけないんだけど、いっこうにモチベーションがあがりません。
なんか、自分のやってる内容にいまひとつ納得ができなくなってきたってのが最大の理由かも。そうなると、にっちもさっちもいかないのね。
どうしよーかな〜。
どうでもいい話なんだけど、デザインフェスタの出展って結構良い金とるのね。出展者側からも良い金とれば、来場客からも良い金とるじゃない。場所代とかそのた諸々金かかるのはもちろん分かるけど、何だかぼれー商売だな〜と時々思ったりします。
まあ、それは良いとして、この運営事務局って出展者もれっきとしたお客さんだという事を認識していないと感じる事が多々あんのね。全く出展者の立場とかを考えていないの。「場所かしてやってんだから、ありがたく思いなさい」くらいの認識だと思うんだよね。
だから結構な頻度でイラッとします。
だから、そろそろデザインフェスタに出すのもやめて、もっと別場所を探そうかと。ついでに内容を大きく変えようかなと。
なんて思っていたら、余計モチベーションさがるわけだな(涙
で、この前、ちょっとメールで問い合わせしてみたの。
「今回の出展申し込みと入金金額を次回に延期できないか」って。
もちろんダメもとでね。
そりゃ普通に考えてできないから、「ごめんなさい、無理です」って返信がくるとばかり思っていました。
したら、
—-
基本的に今回のお申込みを、
次回にまわすという事は致しておりません。
お友達に譲るなど、もう一度ご検討下さいます様
宜しくお願い致します。
—-
いやいやいや、「お友達に譲る」って・・・(汗
普通に考えてできねーだろ(汗
美大に通ってる人間とかじゃねーんだし、二日で6万を誰がおいそれと変わってくれるよ(汗
ダメもとだからダメなのは良いんだけど、この返信で余計イラっとしました。
あの事務局の人間はホント、出展者をイラだたせるのが得意なようです。
小田急の「遅れまして申し訳ありません」という思ってもいない謝罪もイラっとするけど、不自由をかける事に対して一言も謝罪のコメントが無いのもさすがにイラっとするもんですね。
月別アーカイブ: 3月 2009
死刑囚042
そろそろ次回のデザインフェスタの準備をしないといけないんです。でも、何故だかモチベーションが上がりません。
自分の作品に対して疑問を感じている自分がいたり、次の芝居・とある映画の撮影の事で頭がいっぱいの自分がいたり、理由は色々。
でも一番の理由は「何もしない時間が無い事」なんだと思う。言い訳にしか聞こえないと思いますが、どうしても自分の作品を着手する際、まず何もしない無駄な時間が必要なんです。
そんな中、先日久々に無駄な時間を過ごしました。
「ブックオフでひたすら立ち読み」しました。
まあ無駄と言ってもそこで読んだ漫画はものすごく良い漫画でしたが。
読んだのが表題の「死刑囚042」042と書いて「オシニ」と読みます。
以前ヤンジャンで連載していた漫画です。途中から読んだ漫画でしたが、とてもおもしろい作品ですごく気になった漫画でもありました。「ドラマ化したらきっとすごいものが作れる」って感じる漫画でした。
それを改めて読みました。ええ立ち読みです。スミマセン。
改めて思ったのが、恐ろしいほど「素晴らしい漫画」です。
死刑制度廃止の法改正を見越し、死刑囚を永年社会奉仕させるための仕組み開発実験のため、外の社会に出た死刑囚の話です。
彼は頭に「人を殺したくなるほどの興奮状態」を察知すると爆発するチップを埋め込まれ、そして社会の縮図でもある学校に放り込まれます。死刑囚である彼と、その研究のために立ち会う人たち、そして学校を取り巻く人々。そんな彼らの交流を描いた作品なのですが、ものすごく多くの事を考えさせられます。
僕は個人的に死刑賛成なのですが、「死刑に賛成するという事がどういう事を是認するのか」という事を一つの実例をもって理解させられます。それを理解したからと言って、別に死刑反対に考えを変えるものではありません。またそれを訴える作品でもないでしょう。どちらかというと「命と人の関わりと」を描いた作品でしょうから。
だから、死刑制度を考えるために読んで欲しいわけではなく、純粋に人を考えるにあたり読んで欲しい作品です。
むしろ蒙昧な死刑反対者には読んで欲しくないくらい純粋な作品です。どちらかと言うと自殺願望を持っている人に読んで欲しいです。
あり得ない設定のフィクションで、絵柄もアットホームなのですが、法務省主導の元進められるあたりや、関わる人々の設定が非常にリアルで説得力があります。そして一人一人に感情移入ができる丁寧さがあります。泣ける作品です。
日本が漫画大国なのは周知の事実なんですが、こんなスゴイ良い作品が埋もれているわけだから、本当、日本って漫画大国なんだなあって感じます。
少しでも多くの人の手にわたると良いと思い、珍しく記事にしました。
でも僕は立ち読みしちゃいました(汗
読み切らないで買えば良かったです。
でも、買う時は作者に還元できるよう新品を買おうと思います。
全部で五巻ってあたりが手頃なので是非。
ARTSHOCKER SHOW TOKYO
アートイベント[ ARTSHOCKER SHOW TOKYO ]というのが、今週末、四谷の方であるようです。
去年のデザインフェスタで名刺を交換させていただいた方が主催されているようで、『日常に近い存在である「キャラクター」と、非日常的に思われがちな「アート」の融合を様々な形で表現するアートショウ』というアートイベントだそうです。
なんかここ数年、「キャラクター」がアートとなりつつあって、自分が描くものも「作品」として見てもらえるというありがたいご時世なわけです。
そう言えば、デザインフェスタももう二回出展し、今度の春で三回目となるわけですが、そろそろデザインフェスタ以外に露出の場所をつくらないといけないな〜と思うのですが、はてさて、どうして良い物やら。
つか、デザインフェスタ、いい加減準備はじめなきゃね(汗
http://www.universalpooyan.jp/
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