先日、CoventGardenCLUBという自分が所属?するユニットで「すかんぽの咲く丘で」という芝居があり、それに出演してました。今回は古民家を舞台とし、危篤のじいちゃんの家にあつまったいとこ達の人間関係と、そのいとこたちを通じて、そのじいちゃんの家族を描くというお話で、これは作家の北村氏の家のお話だったりもします。
自分は勝也といういとこ組の長男的存在をさせていただいたんですが、最後は危篤となっているじいちゃんの戦時中の頃の姿を演じさせてもらい、芝居の上で初めて家族、子供をもつ体験をしました。
北村氏の作品はけっこう出ているのだけど、疑似家族はあっても、実際の家族が描かれる事って滅多になく、自分が父親役を演じる事なんてなかったんだけど、今回縁があり、たくさんの家族に囲まれる体験ができました。
家族仲が悪かったり、いろんな事があって家族を演じる事に当初は違和感というか戸惑い感じていたのだけど、座組の人たちは自分がファンの立場でみていた人たちで、そんな人たちと時間を共有していくなかで、少しずつ家族とか親戚関係をつくっていく感覚がとても心地良かったりもしました。そのおかげか、良い親戚関係ができたんじゃないかな〜なんてぼんやり思っていますが、そこは見た人の判断におまかせします。
いつか自分も、縁をきっている家族達と向き合う日がくるのかな、なんて、梅雨のさなかの蒸し暑い日に感じました。
皆さん、ありがとうございました。
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